Dr.パルナサスの鏡 / 2009 : UK = Canada = France
こちらも試写会に行ってきました。事実上ヒース・レジャーの遺作。この作品の撮影中に彼が亡くなってしまったんですよね。監督のテリー・ギリアムは撮影を中止しようとしたらしいですが、プロデューサーである娘のエイミー・ギリアムがどうしても完成させたいとして、監督がヒースの代役をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルにお願いしたそう。3人は快諾し、出演料をヒースの娘マチルダに全額寄贈。(ただ、法的手続きの問題で本人に渡ってるかどうかは不明らしいですが)
ストーリーは正直どうかなという感じでしたが、映像は見応えがあると思います。あと、話の主役はあくまでもパルナサス博士で、ヒース演じるトニーではない。宣伝がラブストーリーのように書かれてもいるけど、んー、ちょっと違いますね。

The Imaginarium of Doctor Parnassus
鏡を通して、現実の世界と幻想の世界が描かれています。現実の世界のシーンでヒースの撮影を全て終わらせていたので、幻想世界で代役の3人が同じトニー役で出てくるというわけです。ジョニー・デップは他の作品の出演スケジュールもタイトで調整が難しかったらしく、出演時間は短いですが、圧倒的な存在感で印象に残りまくる。そしてめちゃくちゃカッコ良かった。なんか改めてジョニデはスゴイなと思ってしまった。
もし、これが「ヒース・レジャーの遺作」じゃなかったら、正直ここまで話題になってたかどうか疑問ですが、映像は楽しめると思いますよ。リリー・コールも可愛かったし、以前「BOY A」で書いたアンドリュー・ガーフィールドも出演してます。彼はやっぱりいい。
来年1月23日公開です。ヒースもいいけど、ジョニデがかなり良いのでそれだけで見る価値あるかも・・・?
Dr.パルナサスの鏡 公式サイト
シャネル&ストラヴィンスキー / 2009 : France
先日、試写会に行ってきました。なぜか今年はココ・シャネルに関する伝記映画やドキュメンタリーの宣伝をよく目にしましたが(なぜだろう・・・彼女の生まれた年を考えても関係なさそうだけど)どれも一度も観たことはなかったですが、これは個人的に興味があったのが半分、仕事が半分、てとこです。
で、率直な感想、悪くなかった。まず、オープニングロールがとってもいいです。アールヌーボーのモチーフが万華鏡のように動く。それがファーストシーンにフェードアウトしていくんですが、美しくて最初から見とれてしまいました。その後のストーリーにとてもマッチしてるし、素敵でした。

Coco Chanel & Igor Stravinsky
それから、劇中に流れる音楽も良かった。もちろん、ストラヴィンスキーの曲が沢山使われてるというのもありますが、この作品で音楽を担当しているのがガブリエル・ヤレドという人で、「ベティ・ブルー」「愛人/ラマン」「リプリー」「若き日のためのソナタ」「コールドマウンテン」といった蒼々たる作品のサウンドトラックを手がけてる人物なんですね。この作品で流れる曲、全てが良かったと言っても過言じゃないくらい、私的に好みな音ばかりでした。悲壮感漂いまくる不協和音。
それからもう1つは、ココを演じたアナ・ムグラリス。彼女は元々(ブランドの方の)シャネルのミューズとして抜擢されてたらしいですが、彼女の中性的な雰囲気と、低い声がすごく印象に残ります。もちろん、ファッションも見応えがある。アナが出演するということで、カール・ラガーフェルドがこの映画のために一着ドレスを作ったんだそう。それが最後のシーンで見られるんですが、とてもキレイでした。
劇中で出てくる台詞にこんなのがありました。一番印象に残ってる台詞です。ココのヴィラに初めてストラヴィンスキー一家が越してきた時、彼の奥さんがココにこう聞いたんです。
「(この家には白と黒しかないけど)鮮やかな色は使わないんですか?」
ココ:「 “黒” がある限りね」
おお〜(笑)ま、本人が本当にそう言ったかどうかはわからないけど、役を演じたアナの低い声に合ったカッコイイ一言でした・・・。「黒がある限りね。」・・・ぷはっ。
冒頭で再現されたストラヴィンスキーの「春の祭典」も臨場感あって素晴らしかったです。一部始終見たかったくらい。初演当時はあまりにも前衛的すぎて酷評された作品。ココの出資もあって数年後に再演されたということですが、YouTubeで当時の舞台を見ることができます。(スバラシイ)
こちらは2010年1月16日から公開。官能的で美しい映像と音楽をぜひ。
あ、エンドロールは最後まで必ず見終わってくださいね。途中で帰らないように。とても意味深なシーンがありますので。
シャネル&ストラヴィンスキー 公式サイト
本日、映画「パブリック・エネミーズ」のPRのために来日したジョニデの記者会見に行ってきました。六本木 グランド・ハイアット東京。前回、イングロで来日したブラピとタランティーノの時の倍以上の記者たちがいました・・・。めっちゃ人多かった。ビックリ。やっぱり人気なのねえ。

録音したインタビューはこれからテキストにおこします・・・。通訳、戸田さん。ジョニデ、声ちっちゃかったな〜。しかし、やっぱりカッコ良かった!!!あれ本当に人間ですかね?(笑)私、ど真ん中に位置してカメラ構えてた上に「ジョニー!」って手を挙げながら叫んだのに、なぜかカメラ目線とれず ww(これがシロウトってもんです)

ため息でるくらいの男前でした。今年最もセクシーな俳優No.1(People誌)に選ばれるだけありますわ。ブラピはもうオッサン化してたけど、ジョニデはまだまだ現役って感じ。会見場に出てくるまで2時間半待ったけど、今日は許します(笑)
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