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The Cove

2010 年 3 月 9 日 maqui コメント 2 件

ザ・コーブ / 2009 : USA

ということで、アカデミーパーティーも終わり、私としてはタラちゃんの作品が助演男優賞のみだったことにはすごく残念な気持ちですが、アバターが主要部門を穫らなかったことには満足。確かに技術はすごいかも知れないけど。ま、単純に私の好みじゃなかっただけ、というだけですね。ただ、タランティーノにはもっと賞をあげても良かったと思う。特にオリジナル脚本は絶対にイングロだと思いますけどね・・・。

さて、ノミネーションリストを見ていた時から懸念していたこの長編ドキュメンタリー。実は、随分前に見てました、これ。だけど、あえて書かなかった。これには色々な理由があります。だけど、winner になってしまったので、良いタイミングとしてちょっと触れてみようと思います。

まず、先に言っておきます。私は「伝統」や「文化」として彼らが訴え続けるイルカ漁には絶対的に反対です。確かに、鯨肉は食べた事はあります。遠い記憶の彼方ですが、経験はある。それに加えて、去年亡くなった祖父は漁師だったんですが、若い頃に捕鯨船に乗っていたことを、お葬式の時に初めて聞いたんです。全然知らなかったのでびっくりしました。まあ、戦後まもない頃で、まだ私の母すら生まれていない頃なのでかなり昔ですが。(私が生まれた頃には、既に小さい漁船に乗る鯛の一本釣りの名手になってましたから・・・)

The Cove 2009

The Cove 2009

これを見た後の個人的な感想としては、ゲリラ撮影を繰り返した作り手側の彼らの言い分はよく理解できるし、納得できます。もちろん、江戸時代から続く伝統なんて言ってる漁師たちの意見には全くもって賛成はできません。ただし、なぜイルカにそこまでこだわるかという理由が、「イルカは可愛い動物だから」「頭のいい動物だから」という理由はまかり通らないと思う。じゃあ、牛や豚や鶏なんかの家畜はイルカに劣るから殺してもいいのかというような、どうしても偏った極論・感情論になってしまうので、これは意味がないと思う。

あと、見て思ったのは、まるでイルカも同じように扱われているような感じで、合間に築地のマグロの競りの映像を入れたり、編集の仕方には公平性を欠いています。日本人として、ちょっと微妙な感じではあるけれど、どちらの意見もわかるっちゃわかるんです。最初に書いた通り、私はイルカが大好きだし、水族館に入れられていることすらあまり良く思わない。ましてや食べるなんてあり得ないと思うし、そんな経験はこれまでもこれからもないです。ただ、彼らの作品の作り方にはちょっと疑問を感じずにはいられません。ここがとても微妙なラインなんですけどね・・・。

ある小さい島でも、イルカを食べるところはあると聞いた事があります。だけどそれは、他に捕獲できる動物がいないから。彼らは生きるためにそれを行っている。でも、今の日本であえてイルカを食べる必要性は全くない。小学校の給食に出すなんてもってのほかだし、「伝統」「文化」という言い分はもはや通用しないと思います。だけど・・・わかる部分もあるんです。なぜなら、祖父が漁師だったから。田舎の地域、漁業でなりたっている町には組合があります。彼らは、それで給料を得て、家族を養っている。世界中から非難をあびているのはわかっている。日本人として、私も必ず捕鯨については聞かれるので、それについては恥ずかしい思いを何度もしたことがある。でも、ここは、イルカ漁が必要なくてもいいように、小さな町の漁業組合を国が援助するなどの対策が必要なんじゃないかなと思いますし、いつかこの彼らの言うところの「伝統」と「文化」はなくなってほしい。

なんだか書いてることが支離滅裂ですが・・・。この受賞を機に、また日本に対するネガティブなイメージが根付かない事を祈るばかりです。ただ、あのドキュメンタリーは日本人として見て何かを感じてほしいかな、とは思いますね。公開はちょっと難しそうですけど・・・。

The Cove movie official site

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predictions for The Oscars® 2010

2010 年 3 月 7 日 maqui コメントはありません

日本で公開される作品はアメリカに比べて少なく、公開日も遅いのでなかなか全部を見る事ができませんが、いよいよ明日にせまったオスカーの行方を、ノミネーション作品を全部見ていないくせに(笑)個人的かつ勝手なひいき目、独断と偏見で予測します!ミーハーです。年に一度のお祭りですから・・・。

現地の新聞なんかでも書かれているように、「should win(受賞すべきである)」と「will win(受賞するだろう)」の2つに分けて予測してみようと思います。「should win」は私が個人的に受賞してほしい作品、「will win」は、完全な予測で受賞するだろうな、という作品。ノミネート作品一覧はこちらから

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[ Best Picture ] 最優秀作品賞

should win” Inglourious Basterds “
will win” The Hurt Locker “

「イングロリアスバスターズ」は、すごく良く出来ている作品だと本当に思います。タランティーノのこれまでの中でベストじゃないかと思うほど。でも、どう考えても「ハートロッカー」には勝てないだろうな、と。あと、興味があるのはコーエン兄弟の「A Serious Man」ですね。これまだ見てないんです。面白いとは聞いたんですが・・・、ま、今回の受賞はなさそう。 え?アバター? 見てない。どうでもいいっす。

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[ Actor in a Leading Role ] 最優秀主演男優賞

should win” Jeremy Renner “ The Hurt Locker
will win” Jeff Bridges “ Crazy Heart

やっぱり、あのドキュメンタリーさながらの苛酷な状況で、内に秘めた思いや感情を表現していた「ハートロッカー」のジェレミー・レナーに一票ですが、ジェフ・ブリッジズの評価がとっても高いみたいです。私はこの作品を見ていないので分からないけど、主役が作品を食ってしまってる、というほど高い演技力だったそう。見てみたいです。日本では「インビクタス」が既に公開されてますし、人気もあるのでモーガン・フリーマンに、という人は多いかもしれないですね。ジョージ・クルーニーが 獲っちゃったらビックリだな(笑)

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[ Actor in a Supporting Role ] 最優秀助演男優賞

should win” Christoph Waltz “ Inglourious Basterds
will win” Christoph Waltz “ Inglourious Basterds

助演男優賞はクリストフ・ヴァルツしかあり得ないでしょうね。群を抜いてます。最高でした。

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[ Actress in a Leading Role ] 最優秀主演女優賞

should win” Carey Mulligan “ An Education
will win” Sandra Bullock “ The Blind Side

私は、「An Education(17歳の肖像)」でみずみずしい演技をしてたキャリー・ミリガンにあげたいと思うんだけど、彼女はまだ22歳で若すぎるしやっぱりここはお祭りなので、サンドラ・ブロックが穫ったらショウ自体が盛り上がるかなーと。彼女に関しては、役柄と脚本のおかげ、という厳しい意見もありますが・・・。メリル・ストリープも十分あり得るけど、それだと面白くないなー。

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[ Actress in a Supporting Role ] 最優秀助演女優賞

should win” Mo’Nique “ Precious
will win” Mo’Nique “ Precious

女優さんとして、ヴェラ・ファーミガは大好きなんです。すごく透明感があって美しい。でもこの中だとモニークでしょうね。プレシャスは半分ちょっとしかまだ見てないんだけど、実はモニークは元々女優じゃなくてコメディアンと聞いたときはマジでビックリしました。あとあり得るとしたら、マギー・ギレンホール?ん〜。映画を見てないから分からないけど・・・。でも彼女も好きな女優さんの1人なので、初受賞になるとしたら嬉しいかも。

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[ Directing ] 最優秀監督賞

should win” Quentin Tarantino “ Inglourious Basterds
will win” Kathryn Bigelow “ The Hurt Locker

せめてタラちゃんには監督賞をあげたい・・・(笑)けど、あの映画を撮影し作り上げたキャスリン・ビグローにオスカーが行くんじゃないかな、と。初の女性監督としてもやはり期待したいところです。え?キャメロン?どうでもいいっす。w アバターは Visual Effects かなんかで賞もらっとけばいいんじゃないですかね。

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ということで、主要部門の勝手な予測でした。ちなみに、脚本賞:Writing (Original Screenplay) はタラちゃんの「Inglourious Basterds」、Writing (Adapted Screenplay) は「Precious」か「An Education」に穫ってほしいかな。

iPhoneを持ってる人には、オスカー公式のアプリもあります。こちら ⇒ 「The Oscars®」
主要部門ノミネート一覧、自分の予想受賞を保存できたり、他の人のレビューを比較して見ることができます。

受賞者のスピーチや、ショウの演出、もしかしたらあるかもしれない予想を裏切るビッグサプライズ?
いろいろ盛りだくさん。明日が楽しみです!

アカデミー賞公式サイト Oscar.com

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Shutter Island

2010 年 2 月 24 日 maqui コメントはありません

シャッター・アイランド / 2010 : USA

一足先に。完成披露試写会に行ってきました。前のブログで書いたことがあるんですけど、数年前に原作本を読んでるんですよね私。(最近も読み返しましたが)それで、本はとても良くて、読み始めたら最後までノンストップ、という感じですごく面白かったんです。だから映画化の話を聞いた時からずーっとこの日を待っていたといっても過言ではないぐらい(笑)正直、ディカプリオがテディを演じるというのには最初は「えっ」と思いましたが(本の中で想像していたキャラクターと印象が違ってたから)。

はい。それで、正直に言います。期待しすぎてました・・・多分。「天使と悪魔」のように内容が原作と変わってたりするようなことはなかったし、忠実に近かったとは思いますが、やっぱり先に本を読んでるとどうしても細かい部分が省かれてしまうのがわかるというのもあったかもしれない。それにしても、「原作を先に読んでいた」ことでオチを知ってても、なぜか「天使と悪魔」の方が良かったな。すみません、また1つ正直に言うと、途中少し寝ました(笑)ん〜〜。でもこれは本当に「オチ」の部分が最重要なので、それを知ってしまってたのが原因だろうなあと。原作を読んでなかったら、絶賛してたかもしれない。

Shutter Island 2010

Shutter Island 2010

本国では確か先週末にもう公開になっていて、3日間でタイタニックを超える興行収入を既に得てるぐらいの評判なんですよね。今日は試写場ではなくて、普通の映画館でしたが、満席でしたもん。日本では4月公開ですが、この映画を楽しみたいなら、本は読んじゃいけません(笑)マジで。映画を見てから、原作を読んでください。あ、1つだけ。エンドロールで流れる「The Bitter Earth」という曲。スコセッシ監督がチョイスしたのかな?原曲が編集されているんですけど、これはとっても良かったです。最後を盛り上げていて、上手い流れだなあと感心しました。(内容じゃないんかい)

そういえば、これ。犯罪捜査レポートそのままに、ファイルに入った資料。そのままですよ。この中にメディア向けのストーリーやなんやかの詳細が入ってるんですが、体裁が良く出来てます。お金かかってるな〜。

report

ということで、本を読んでない人は楽しめると思う!(多分)ので、ぜひ劇場へ。4月ですが。楽しみにしていてください。

Shutter Island Official Site
シャッター・アイランド 公式サイト

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